総合的な内科診療のもとに、一人一人を東洋医学的な見地から『証』を診ることで個々の体質にあった漢方薬を処方いたします。
処方される漢方薬は健康保険が適用される医療用漢方製剤です。
古来の漢方医療は刻み生薬(煎じ薬)を使用しましたが、現在はエキス剤が一般的に普及しています。原料から有効成分を抽出して粉末にしており、飲みやすく、効率よく服用することが出来ます。
そして「 QOL(quality of life)」の向上が期待できます。
証) 東洋医学でいう体質。つまり、その人の状態(体質・体力・抵抗力・症状の現れ方などの個人差)をあらわすもので、本人が訴える症状や、体格などの要素から判別します。そして、その「証」に合った漢方薬が処方されます
QOL) 一人一人の人生の内容の質や社会的にみた生活の質のことを指し、どれだけ自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているかをとらえる概念。QOLの「幸福」とは、「身心の健康」「良好な人間関係」「やりがいのある仕事」「快適な住環境」「十分な教育」「レクリエーション活動」など様々な観点から計られます。