【9月号】頭痛に悩んでいませんか?

9月に入り朝夕は少し風が気持ちよくなってきました。とはいえ、まだまだ日中は暑く熱中症に注意が必要です。
9月頃は台風が多い時期になります。気圧の変動、天気頭痛の方にとってはつらい時期ですね。  
よくある頭痛と我慢してしまう方も、頭痛くらいでと思っている方も今一度、頭痛を正しく知っていきましょう。

頭痛って

身近な症状のひとつに頭痛があります。一言で頭痛と言っても実は、種類があるのをご存じですか?
細かく分類すると200~300以上の種類があると言われていますが、大まかには基礎疾患を伴わない①一次性頭痛、脳や首に原因疾患がある②二次性頭痛に分類されます。

①一次性頭痛:基礎疾患を伴わない慢性的な頭痛。命に関わらないが生活に支障がでる。

中には片頭痛と緊張型頭痛を併発している場合もあります。ストレッチをしても冷やしても悪化したという場合などは、安静にし悪化していくようならば受診を検討しましょう。

②二次性頭痛:命に関わることがある急性的な頭痛。脳や首に原因疾患がある。

脳頸部血管疾患による頭痛
(脳内出血など)

感染症による
頭痛
(髄膜炎など)

脳頸部の外傷
による頭痛
(むち打ちなど)

恒常性障害による頭痛
(高山病など)

頭蓋内疾患による頭痛
(脳腫瘍など)

目や鼻・口などの疾患による頭痛
(副鼻腔炎など)

離脱症状に
よる頭痛
(薬物など)

精神疾患に
よる頭痛
(うつ病など)

いつもの頭痛と我慢すると危険な場合があります。ご自身の頭痛が起きるタイミングや状況などを普段からメモするなどし、一度は専門医に相談しましょう。

治療について

「慢性的な頭痛で痛み止めが効かない」という方も多いのではないでしょうか?効かないからと服用する回数や量が増えてしまうと痛み止めが頭痛の原因になってしまうこともあります。痛み止めが効かないのではなく、頭痛のタイプとお薬があっていない可能性もあります。ご自身の頭痛の種類に合った治療薬を選び、適切なタイミングで、適切な量を内服することが大切です。
頭痛に対しての治療は、痛み止めだけではなく、頭痛が起こる前に内服する予防薬や頭痛が起こるのを抑える注射薬などもあります。使用方法や金額なども異なるため、ご自身の頭痛の頻度や生活リズム、経済状況に合わせて選びましょう。

最後に

誰でも一度は経験したことのある頭痛ですが、人によって痛みの度合いも頻度も異なります。「頭痛くらいでは休めない」と無理をせず医療機関で受診しましょう。また、お近くに頭痛に悩んでいる方がいる場合は、ご自身の物差しで測らず、受診を勧めてあげてください。
当院では、脳外科医による診療、必要に応じてMRI・MRAの検査を行っております。内服薬から注射薬まで取り扱っておりますので、頻回に起こる頭痛やいつもと違うなど不安に感じた時などはぜひご相談ください。